行動心理学とかいう造語について
- 2017.06.14
- 心理学分野紹介

行動心理学ってなんでしょうか
こんにちはーみなさん(笑)
みなさんは行動心理学なーんて言葉を聞いたことがありますか?正直なところ…
「あるような、、、ないような、、、」ではないでしょうか??(笑)
実は
行動心理学なんてものは心理学の分野にはないんですよ!
知ってましたか??
じゃあ、行動心理学なんて言葉はどこから来たのか。おそらく
行動分析学と行動主義心理学
の2つがごちゃまぜになってしまったんでしょうねー(笑)
また、牧村和幸さんという方が行動心理学というサイトでいろいろな知識を披露しているみたいですが、、、
そもそも彼は学者ではありません。
実際に彼のブログを見て頂ければわかると思いますが、彼自身も「研究家」という言葉を使っています。研究者ではないんですよねー。試しにgoogle scholarで牧村和幸と打ち込んでみてください。彼の研究などどこにも入っていないのではないでしょうか?
だいたい心理学って誤解を受けやすいんですよね。人の心を読めるだとか…
昔からそんな感じなんですが、やはりちょっと前だとメンタリストのDaiGoさんによるところが大きいんじゃないかなぁ。
そのおかげで心理学に対する注目もちょっと増えたからいいんですけどね!(笑)
行動心理学なんて学問はない
心理学を学びたいと思っている人達はこんな言葉は使っちゃダメですよー(笑)
だいたい学問じゃなくて知識の集合のことを彼は行動心理学として扱っています。まあ問題ないんですけどね。彼は「心理学者」とは言わず「心理学家」と言ってますし。。。まあ、世の中にはこんな話がいっぱいありますよ。
心理学を学んでる人達の中でもよくジョークとして出てきます。
「ちまたで流れてるのはインチキだ」とか「人の心が読めるのならだれも苦労しないw」などなど、、、
しかし、これらの意見は正しくはあるのですが、あまり生産的な議論である気がしません(笑)
頭の良い学者さんたちは「学問の最大の目的は社会貢献にある」ことを総じてよく理解しています。心理学だって、簡単にいうと「心とは何か。いろんな視点から探求しよう」という学問ですが、最終的に行きつく先は社会貢献です。心を理解して何をするんですか?それだけで満足する人って稀ですよね?(笑)何かに使うのが普通でしょう。というか、満足するだけでもとその人や、その人のような人達に貢献しています。使われない知見というのは全くもって無意味です。つまるところ私の意見は、
学問の知見を前向きに応用していきましょうよ
ということですね。何かを創りだす人は前向きで建設的です。
確かに行動心理学なんてものは学問でも何でもないのですが、
「学問の知識を実際に使ってみよう」という姿勢は非常に
Good!!
なことではないでしょうか!
最後に
では、そもそもちまたで流れている、恋愛テクニックだとか、人を操るだとかいう情報はどこからきているのか。
具体的には
社会心理学と行動分析学
が多くを占めるのではないかと考えています。
サイコラボではこれらの情報ももちろん発信しています。ぜひ見ていってください!
それでは~